広島市安佐北区に拠点を置くマルコシは、単なるリフォーム会社ではなく、地域に根ざした社会貢献活動を積極的に展開している。特に注目されるのが、毎週土曜日に開催される子ども食堂だ。
子ども食堂の特徴|破格の料金設定
マルコシの子ども食堂は、地域の子どもたちや高齢者が気軽に利用できるよう、驚くべき価格設定をしている。
✅ 小中学生:5円
✅ 65歳以上:45円
✅ 大人:500円
(ジュース飲み放題)
この価格設定は、単なる食事提供ではなく、地域の人々が集まり、交流できる場を作ることを目的としている。
社長自ら現場に立つ|「ご縁に感謝」の理念
マルコシの社長は、リフォーム会社の経営者でありながら、調理師専門学校を卒業し、7年間調理の現場で働いた経験を持つ。そのため、子ども食堂の料理も本格的で、味にもこだわりがある。
さらに、社長はカフェのスタッフとして働きながら、調理場の横に設けた**「社長スペース」**で仕事をしつつ、ケーキを運ぶなど、現場での関わりを大切にしている。
地域貢献を広告に|清掃活動と新聞発行
マルコシは、広告宣伝費を使わず、地域貢献を広告代わりにするというユニークな戦略を取っている。
✅ 道路清掃を定期的に実施し、地域の環境改善に貢献
✅ 3カ月に1回、独自の新聞を発行し、地域のお店を紹介
✅ 新聞には割引クーポンを掲載し、その料金負担も会社が行う
このような活動を通じて、地域とのつながりを深め、「ご縁に感謝」という理念を実践している。
今後の展開|自転車屋の開業も計画中
マルコシは、地域に自転車屋がないことを受け、新たに自転車屋を開業する計画も進めている。単なるリフォーム会社ではなく、地域の暮らしを支える企業として、幅広い事業展開を目指している。
まとめ|地域密着型の企業としての挑戦
マルコシの取り組みは、単なるビジネスではなく、地域との共存を大切にする企業理念に基づいている。子ども食堂、清掃活動、新聞発行など、多方面での社会貢献を続けることで、地域の人々に愛される企業へと成長している。
今後も、マルコシの挑戦に注目が集まりそうだ。